「アカナの種類は多くてよく分からい」ってことはありませんか?
「どの種類も英語表記だし、特徴がもう一つ掴めない」・・・という感じ
そこで、この記事では、アカナの種類を自分で選ぶ基準が分かるように解説しています。
選び方の基準を先にお伝えしておくと、、、
アカナはライフステージや原材料ごとに、大きく4つに分かれています。
まずはその4シリーズのうち1つを選ぶことから始めます。
この4つのそれぞれの特徴が分かれば、後はずいぶんと選ぶのが楽になりますよ!
それでは選び方を解説していきます!
目次
オリジンドッグフードの姉妹ブランドアカナとは?

アカナはオリジンドッグフードの製造販売元と同じアメリカの会社Champion Petfoods社「チャンピオンフーズ社」同じで作られています。
「生物学的に最も理想的な自然な食事を再現したい!」という理念の元2つのブランドのドッグフードが販売されています。
一つはオリジン(orijen)、もう一つはアカナ(acana)
今回はアカナというドッグフードについて詳しく説明していますが
オリジンドッグフードの情報はこちらでかなり詳しく書いています!
アカナは何を基準にどの種類を選べばいい?
私がオススメするのはオリジンドッグフードなんですが、
それでもやはり価格がどうしても高くて躊躇してしまいます。
そんな時に同じ製造会社、同じコンセプトで作られたアカナを一度試すのはありかなと思います。
大きく分けて4シリーズの捉え方で選びやすくなるとお話しましたが
ここではそのシリーズの特徴をざっくりと掴んでみましょう。
アカナは大きく分けて4シリーズあります。
そしてそれぞれのシリーズにはそれぞれの製品、ラインナップがあります。
下の図を参照下さい!
(図1)

この図からも分かるようにそれぞれのシリーズの特徴が分かれば
そこまで判断に迷うようなことはありません。
アカナのシリーズのまとめ表
アカナのシリーズ名 | 種類数 | 特徴 |
ヘリテージシリーズ | 8種類 | 最もスタンダードなタイプ。犬種やライフステージごとに種類が多く合うものが見つけ易い。 |
レジオナルシリーズ | 4種類 | アカナの中ではオリジンドッグフードに一番近いお肉の含有率が高いタイプ。 |
シングルシリーズ | 4種類 | 単一(シングル)の肉の種類で作られたフード。特定肉にアレルギーがある場合はこちら。 |
クラシックシリーズ | 3種類 | 品質をなるべく落とさずに肉の含有率を抑えて一番リーズナブルな価格帯になっています。 |
アカナ(ACANA)の4シリーズそれぞれについて詳しく解説していきます!
上で書いた4シリーズを更に深堀して書いています。
■アカナ(ACANA) ヘリテージシリーズ |アカナの種類

ヘリテージ(heritage)…辞書的な意味では伝統や継承といったことです。
つまり
このヘリテージシリーズは最も長く親しまれてきた一番歴史の長いシリーズということです。
発売以来25年経った今でも変わらないコンセプト、製造方法で世界中から信頼を得て販売しています。
その発売期間が長い間に様々な種類のドッグフードが発売されてきました。
ライフステージ(年齢)や大型犬なのか小型犬なのか?運動量は?
等々、一番バリエーションが多いのも特徴です。
↓↓↓ 以下はラインナップの詳細 ↓↓↓
ヘリテージシリーズのラインナップ全8種類
商品名 | ポイント | 評価 | 価格帯(税込) |
パピー・スモール・ブリード | 小型犬のパピー用 妊娠中、授乳中の母犬 | 1,210円- 13,200円 | |
パピー&ジュニア | 中型犬のパピー用 | 1,210円 – 17,600円 | |
パピーラージブリード | 大型犬のパピー用 | 17,600円 11.4kgタイプのみ販売 | |
アダルトスモールブリード | 1歳以上(成犬期)のあらゆる小型犬用 | 1,210円 – 13,200円 | |
アダルトドッグ | 全ライフステージ向け 定番レギュラー商品 | 1,210円 – 17,600円 | |
アダルトラージブリード | 1歳以上(成犬期)のあらゆる大型犬用 | 17,600円 11.4kgタイプのみ販売 | |
スポーツ&アジリティ![]() | 運動量が多い犬用 競技犬など | 17,600円 11.4kgタイプのみ販売 | |
ライト&フィット | 成犬期に太り気味が気になる犬用 | 1,210円 – 17,600円 | |
シニアドッグ | シニア犬向け | 1,210円 – 17,600円 |
■アカナ(ACANA) レジオナルシリーズ |アカナの種類

レジオナル(Regionals)…辞書的な意味では地域とか地方のといった意味です。
地元で採れる食材を新鮮なまま使用したフードです。
(2016年度からアメリカのケンタッキー州というところが拠点になっています。)
特徴はオリジンドッグフードのお肉の含有量が85%~に対して
アカナのレジオナルシリーズは含有量が70%~と
アカナシリーズの中では一番タンパク源を摂ることが出来ます。
パピー、シニア、ダイエットなどタンパク質が必要な場合にオススメです。
ただ価格は他のシリーズに比べて高くなっています。
↓↓↓ 以下はラインナップの詳細 ↓↓↓
レジオナルシリーズのラインナップ全4種類
商品名 | ポイント | 評価 | 価格帯(税込) |
ワイルドプレイリードッグ | 肉類70%と高配合。 子犬から高齢犬まで | 1,320円- 22,000円 | |
パシフィカドッグ | 地元産の天然魚を豊富に使ったフード。全犬種、ライフステージ用 | 1,210円 – 17,600円 | |
グラスランドドッグ | 放牧され育った自然のラム肉、鴨肉がメイン、香ばしいく嗜好性が高い | 17,600円 11.4kgタイプのみ販売 | |
ランチランド | 新鮮な牛肉、ラム肉、豚肉、パイソン肉を使用したフード。嗜好性が高い。全犬種と全ライフステージ用 | 1,210円 – 13,200円 |
■アカナ(ACANA) シングルシリーズ |アカナの種類

シングル(single)…辞書的な意味では「単独の」といった意味です。
ある特定のお肉の種類にアレルギー反応がある子のために
単一の動物性タンパク質を摂ることができ
ダメなお肉の種類を避けて摂ることができます。
例えば・・・ヨークシャーポークは豚肉ベースの原材料のみを使用していて
他の種類の動物の肉を含みません!
他にラム肉ベースのもの、鴨肉ベース、イワシベースなどがあります。
ラインナップは全4種類。
↓↓↓ 以下はラインナップの詳細 ↓↓↓
アカナ(ACANA) シングルシリーズのラインナップ全4種類
商品名 | ポイント | 評価 | 価格帯(税込) |
ヨークシャーポーク | 肉類はアルバータ州の新鮮豚肉のみを使用。水溶性繊維も含まれていて消化によいフード。 | 1,265円 – 20,900円 | |
グラスフェッドラム | ニュージーランド産の生ラム肉がベースのフード。食物繊維も多く含みます。 | 1,265円 – 20,900円 | |
フリーランダック | オンタリオ地方で放し飼い飼育されている新鮮鴨肉がベースのフード。食物繊維も多く含みます。 | 1,265円 – 20,900円 | |
パシフィックピルチャード | ノースバンクーバー島沖で獲れた新鮮魚類ベースのフード。食物繊維も多く含みます。 | 1,265円 – 20,900円 |
■アカナ(ACANA) クラシックシリーズ |アカナの種類

クラシック(classic)…辞書的な意味では「古典的な」といった意味です。
アカナクラシックは2016年に発売。
シリーズの中では比較的新しく発売されたものになります。
肉類の含有率が50%と若干他のシリーズよりも低く
ビタミン・ミネラルが豊富な低GI値の穀物を1種類配合
お肉の比率を少し下げることで、コストを削減しお求めやすい価格になっています。
まずはお試しで食べさせてみるのには打って付けのシリーズです。
ラインナップは全3種類。
↓↓↓ 以下はラインナップの詳細 ↓↓↓
アカナ(ACANA) クラシックシリーズのラインナップ全3種類
商品名 | ポイント | 評価 | 価格帯(税込) |
クラシック レッド | タンパク源はラム肉、牛肉、豚肉50%。オーツ、 野菜、果物、ハーブ類50% | 2,860円 – 13,800円 ※公式サイトでは販売されていません。価格帯は変動します。 | |
プレイリーポートリー | 放し飼い鶏肉、七面鳥肉、全卵をタンパク源としています。 | 2,860円 – 13,800円 ※公式サイトでは販売されていません。価格帯は変動します。 | |
ワイルドコースト | ノースバンクーバー島沖で獲れた天然魚を丸ごと使用。 | 2,860円 – 13,800円 ※公式サイトでは販売されていません。価格帯は変動します。 |

アカナのタイプ別の選び方を公開
パピー用(子犬:1歳くらいまでの時期)のアカナ(ACANA)の種類はどれがいい?


一度犬をパピーの時から育てた経験がある方は分かると思いますが
1歳までの犬の成長速度は人間と比較できないほど凄まじいものがあります。
生物の活動に必要な要素は水とタンパク質が基本です。
そのタンパク源を摂ることに特化したシリーズになります。
種類は成犬になった時にどの位の大きさ(体重)になるかで分かれています。
ヘリテージシリーズ
種類 | 成犬時の予想体重 | 価格帯(税込) |
パピー・スモール・ブリード | 最大9kgになる子犬用 | 1,210円- 13,200円 |
パピー&ジュニア | 9kg~25kgになる子犬用 | 1,210円 – 17,600円 |
パピーラージブリード | 25kg以上になる子犬用 | 17,600円 – 17,600円 |
成犬期(1歳~10歳くらいまでの時期)のアカナ(ACANA)の種類はどれがいい?


成犬期になると免疫力も上がりその犬そのものの個体差が出てくる時期です。
運動量が多い子や、アレルギー体質の子、食が細い子
様々な問題もこの時期に出てきますが、アカナではその問題に対応したフードがあります。
基本的な成犬期のアカナの種類はヘリテージシリーズの「アダルト」と名前がついている種類。
ヘリテージシリーズ
種類 | 対応犬種 | 価格帯(税込) |
アダルトスモールブリード | 成犬期の小型犬用 | 1,210円 – 13,200円 |
アダルトドッグ | あらゆる犬種、全年齢対応 | 1,210円 – 17,600円 |
アダルトラージブリード | 25kg以上の大型犬用 | 17,600円 – 17,600円 |
高齢期(シニア:11歳~の時期)のアカナ(ACANA)の種類はどれがいい?


人と同じ様に犬もシニアの時期になると次第に免疫力が落ち
様々なトラブル、毛並みに至るまで代謝が落ちてきます。
そこで犬自身でカバーしきれない部分を日々のフードで補ってあげる必要があります。
そこでオススメはヘリテージシリーズの「シニアドッグ」
種類 | 対応犬種 | 価格帯(税込) |
アカナ シニアドッグ | 7歳以上のあらゆる犬種 | 1,210円 – 17,600円 |
食物アレルギーがある場合のアカナ(ACANA)の種類はどれがいい?
特定の肉類にアレルギーがある犬の場合は1種類の肉類で出来たシングルシリーズがオススメ!
特にどの食材にアレルギー反応があるのか分からないときは
アカナ パシフィックピルチャードがいいと思います。
タンパク源が天然に採れたイワシが主成分で選り好みするワンコも食いつきがいいです。
新鮮葉野菜やスクワッシュ、カボチャの水溶性繊維が繊細な胃に優しくなっています。
肥満気味の場合のアカナ(ACANA)の種類はどれがいい?
脂肪、炭水化物、カロリーを抑え、それでいて健康を維持できるように
「増えた体重を支える筋肉や間関節に必要なタンパク質を35%ときちんと配合。」
※もちろん新鮮な水分と適度な運動量、それからきちんと給餌量を守ってあげてくださいねー
アカナのシリーズ「ヘリテージ」の中の
アカナ ライト&フィット
がオススメ
お腹が弱い子の場合のアカナ(ACANA)の種類はどれがいい?
お腹が弱い、すぐに下痢になってしまう子には
消化吸収がよく、無駄な添加物や人工的な栄養素が含まれないものがいいですね。
アカナクラシックのシリーズやレジオナルシリーズの「アカナ パシフィカドッグ
成分表から見ても分かるように、
BHA、BHT、エトキシキン等の人工的な防酸化剤は不使用
何一つ人工的な添加物は含まれていません。
アカナはどこで購入するのが最安値なのか?Amaozn/楽天?
これまで見てきたアカナ、じゃあ一体どこで買うのがいいのか?
ここではAmazonや楽天、Yahooショップなどそれぞれの価格を比較してみたいと思います。
とにかく安さだけを求めるなら、Amazonで購入するのがベストです。
↓↓↓
粗悪品、並行輸入品に当たりたくない場合は公式サイトが正解
賞味期限を記入しておいてほしかったです
5月28日に購入していますが、今日確認したら6月17日でした。食べさせる前からすでに賞味期限切れです
もうこちらでは購入しません(※Amazonのアカナ商品のレビューより)
いくら安いとはいえ、粗悪品には当たりたくありませんよね?
ただECショップで購入する場合は自宅に送られて来るまで
それが並行輸入品なのか、消費期限が近いのか分かりません。
もしそういった心配を全く持ちたくないのでしたら
公式サイトで購入するのが一番手間がなく最短で購入できます。
もし安心してアカナを購入したい場合は公式サイトから購入するのがいいです。
アカナ(ACANA)の公式販売ページのご案内
アカナの公式ホームページ
https://www.acanafamilyjapan.jp/
・ヘリテージシリーズ
・シングルシリーズ
・レジオナルシリーズ
が購入可能です
アカナクラシックシリーズは以下で詳細ページが見ることができます。
※ただし、購入は出来ません。
https://trumpets.jp/acana-classic/
まとめ|アカナドッグフードの選び方
ここでアカナについてまとめてみましょう。
アカナには4シリーズのラインナップがあり、そのシリーズごとに個別の各商品があります。
それぞれのシリーズには特徴があって、その特徴をつかむと選びやすいですよ!というお話をしてきました。
ここでアカナの共通する大事なポイント・・・
・新鮮な原材料を栄養価を落とさない調理法で作っている。
・合成添加物を加えない、低GI。
・犬に必要な動物性タンパク質を自然な形で。
・原材料表記を見て安心できるヒューマングレード(人が食すことができるレベル)。
ここでわざわざ特徴を挙げているのは
つまりその逆の立場で作られているドッグフードが残念ながら多く存在するという事です。
飼い主が無知であるのは愛犬にとって罪だと思います。
かつての私がそうでした。
愛犬を失って初めて気付くことが多いです、
でもそれでは遅い、、、何とか飼い主さんが自身で調べて
納得できる形でドッグフードを選べればと感じています。
アカナやオリジンドッグフードは私がたくさんリサーチした中でオススメのドッグフードです。
このフード以外は紹介していません。
少しでもチャンピオンペットフーズ社の考え方に共感する部分があれば、お試しに与えてみてはいかがでしょうか?

